DIARY

DAMAGE OF HAIR COLOR//ヘアカラー×ダメージ

2020/11/9

Diary Writer:TAGUCHI JUN

ヘアカラーにおけるデメリットとして、1番に挙げられるのが【ダメージ】ではないでしょうか?

ヘアカラーの原理をおさえながら、ヘアカラーのダメージへの理解を深めていきましょう

白髪を染めるグレイカラーでも、髪を明るくするヘアカラーでも原理は同じです

  1. メラニン色素をブリーチ剤で脱色
  2. ヘアカラー剤の色素を入れ、発色させる

染める前の状態は、メラニン色素という色素が詰まっています

暗い髪色・明るい髪色の違いはこのメラニン色素によります

黒髪にヘアカラー剤のブリーチ剤が浸透する

→メラニン色素を破壊…ダメージ原因

メラニン色素が破壊され、髪色が明るくなる

→ヘアカラー剤の化学反応で、新しい色素が髪の内部で作られていく

これが髪を染める仕組みです

ヘアカラー剤は大きく2つの成分で出来ていることがわかります

  • ブリーチ剤
  • 色素

ヘアカラーでのヘアダメージの主な原因は、元々髪の毛の中にあるメラニンを壊すから

そこで知っておいて頂きたいのは、自毛を明るくするようなヘアカラー剤には必ずブリーチ剤が入っている…という事実

多くのヘアカラー剤には、たとえ明るく染まらない白髪染めでもブリーチ成分は必ず配合されている…という事実

一般的に ブリーチ剤と呼ばれる薬剤ではなくてもブリーチ剤は含まれています

そして、一度壊されたメラニン色素は再生も修復もされることは無いのです

出回ってるダメージの無いヘアカラー剤の多くは塩基性カラー・HC染料・ヘナ・マニキュア…

これらはブリーチ剤が含まれていないので、ダメージはありません

そのかわり、自毛の黒髪は明るく染まらないはずです

最近は多種多様のヘアカラー剤が発売されていて、ダメージレス・髪に優しい…といったことを謳っていますが、自毛の黒髪が少しでも明るく染まるヘアカラーはオーガニックであっても、どんな栄養成分が入っていても画期的な原理で染めていても、髪の毛をまったく傷めない

という理由はどこにも無いのです

カラーにおけるダメージを配慮し、褪色と向き合い、共に髪をデザインしていきましょう

カラーのみの御来店も大歓迎です

是非一度お試し下さい

御来店お待ちしております

【KORD_TOKYO】

03-6459-2102

mail@kord.tokyo

東京都渋谷区神宮前3-27-15 FLAG 2S