そもそもヘアカラーとはどういった歴史があるのでしょうか…
さかのぼる事、平安時代末期…
武将「斎藤実盛」が木曾義仲追討のため北陸に出陣した際、
【最後こそ若々しく戦いたい】という思いから
白髪の頭を黒く染めたのがはじまりではないかとされています…
その後、19世紀に化学染料が開発されるまでの日本は
[お歯黒]をクリーム状にして白髪染めをしていました…
[お歯黒]での染髪は約10時間程の放置時間が必要であったため、
明治38(1905年)日本で最初の酸化染料『志ら毛染君が代』
の発売後、染髪の時間は2時間に短縮されました…
そして70年代に入ると、ファッションがカラフルになり、
ヘアカラーが若い世代にも広まる事になりました…
80年代に入ると、ポイントでのカラーリングが流行り、
カラー剤自体がクリーム状になります…
90年代に入ると、ストレートロングヘアが流行り、透明感を重視しながら、
サラサラな仕上がりになるヘアマニキュアが流行します…
2002年、化粧品規制緩和がなされカラー剤は
HC染料とBASIC染料の時代に入ります…
ブリーチ作用と染髪作用、そしてトリートメント作用
それは、
【ダメージ・色モチ・頭皮への影響】
を考慮した結果です….
現在では、白髪染め、デザインカラーが当たり前の時代…
20代女性の6割以上が髪を染め、染めたいという意識まで含めると
7割以上の需要があるMENUにまでなりました…
また、団塊世代がグレーヘア化(白髪)し、高齢人口も膨らむなかで、
白髪染めの需要も年々増加しており、
各メーカーも使い勝手や毛髪への負担を考慮した様々な形態、
コンセプトの商品で市場をにぎわせています…
そして美容界には、ヘアカラーのみを担当する【カラーリスト】という領域も確立され、
GUESTのあらゆる要望に応えられる人材が育つ状況が生まれました…
歴史を振り返る上で大切なのは、
【なぜヘアカラーを施そうと思ったのか…】
戦い・戦は無いにしても、それと似た状況の前に身だしなみを
自分自身満足いく状態にまで惹き上げる…
いつの時代も変わらぬ美への探究心…持ち続けていたいですね…
カラーのみの御来店も大歓迎です…
是非一度お試し下さい
御来店お待ちしております…
【KORD】
TAGUCHI JUN