DIARY

HISTORY OF HAIR COLOR//カラー×歴史

2020/11/3

Diary Writer:TAGUCHI JUN

そもそもヘアカラーとはどういった歴史があるのでしょうか??

さかのぼる事、平安時代末期…

武将「斎藤実盛」が木曾義仲追討のため北陸に出陣した際、【最後こそ若々しく戦いたい】という思いから、白髪の頭を黒く染めたのがはじまりではないかとされています

その後、19世紀に化学染料が開発されるまでの日本は

[お歯黒]

をクリーム状にして白髪染めをしていました

[お歯黒]

での染髪は約10時間程の放置時間が必要であったため、明治38(1905年)日本で最初の酸化染料

『志ら毛染君が代』

の発売後、染髪の時間は2時間に短縮されました

そして70年代に入ると、ファッションがカラフルになり、ヘアカラーが若い世代にも広まる事になりました

80年代に入ると、ポイントでのカラーリングが流行り、カラー剤自体がクリーム状になります

90年代に入ると、ストレートロングヘアが流行り、透明感を重視しながら、サラサラな仕上がりになるヘアマニキュアが流行します

2002年、化粧品規制緩和がなされカラー剤はHC染料とBASIC染料の時代に入ります

ブリーチ作用と染髪作用、そしてトリートメント作用

それは、

【ダメージ・色モチ・頭皮への影響】

を考慮した結果です

現在では、白髪染め、デザインカラーが当たり前の時代…

20代女性の6割以上が髪を染め、染めたいという意識まで含めると7割以上の需要があるメニューにまでなりました

また、団塊世代がグレーヘア化(白髪)し、高齢人口も膨らむなかで、白髪染めの需要も年々増加しており、各メーカーも使い勝手や毛髪への負担を考慮した様々な形態、コンセプトの商品で市場をにぎわせています

そして美容界には、ヘアカラーのみを担当する【カラーリスト】という領域も確立され、GUESTのあらゆる要望に応えられる人材が育つ状況が生まれました

歴史を振り返る上で大切なのは、

【なぜヘアカラーを施そうと思ったのか…】

戦い・戦は無いにしても、それと似た状況の前に身だしなみを自分自身、満足いく、納得のいく状態にまで惹き上げる

いつの時代も変わらぬ美への探究心…持ち続けていたいですね

カラーのみの御来店も大歓迎です

是非一度お試し下さい

御来店お待ちしております

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