DIARY

Q_パーマとカラー…どちらが髪への負担やダメージが少ない?頭皮に当たらないようできますか?

2021/2/21

Diary Writer:TAGUCHI JUN

Q_個人的な事情でやむを得ずカラーで脱色するか、パーマをあてなければいけません…

 どちらも髪に対して負担やダメージを与えることは理解しているつもりですが、もしやる場合はどちらのほうがダメージが少ないでしょうか?

 パーマもカラーも毛先を中心に行い、なるべく頭皮に薬剤が当たらないようにしたいです

 そうすればダメージは少ないでしょうか?

.

A_狙っていくスタイルやお客様の髪質、使う薬剤や、薬剤を乗せた後の放置時間によって、どちらのダメージが大きくなるかは異なります

単純に「カラーとパーマどちらがダメージが大きいか?」を比較することはできない、ということをご理解いただけたらと思います…

どちらがダメージが大きいか?は単純比較不可

 別のQ&Aでも紹介しましたが、ヘッドスパやトリートメントを除く美容院で行なうあらゆるメニュー(施術)は全て、髪の毛になんらかのダメージを与えるものです

カラーリング、パーマ、縮毛矯正、ストレートパーマ、どんなメニューも、必ず髪の毛にダメージは発生します…

「どちらのほうがダメージが少ないでしょうか?」とのことですが、結論から先に伝えてしまえば

・狙っていくスタイルやお客様の髪質

・使う薬剤や、薬剤を乗せた後の放置時間

 によって、どちらのダメージが大きくなるかは異なります

単純に「カラーとパーマどちらがダメージが大きいか?」を比較することはできない、ということをご理解いただけたらと思います

 カラーに関して…

ファッションカラーでも、白髪染めでも、カラーリングをすることで、やはり髪には確実にダメージが発生します

また、カラーリングは髪を明るくすればするほど、比例して髪への負担やダメージは大きくなります

明るくすることは、イコール「髪内部のタンパク質やメラニン色素を壊しながら“明るくしていく”」ことに他なりません

もし、ダメージを最小限に抑えたい場合はトーンを抑えたカラーがオススメです

 パーマに関して…

パーマをかける場合も、やはり狙ったスタイルや、お客様の髪質、使う薬剤やパーマ剤の放置時間によってダメージが異なります

両者の施術を単純にダメージで比較することはできないため、この辺り、信頼できる美容師さんに「最小限にダメージを抑えながら施術して欲しい」とリクエストしていただくのが一番かと思います

 なるべく頭皮に薬剤を付けない施術は可能です

「なるべく頭皮に薬剤が当たらないようにしたいです…」とのことですが、

カラーに関しては、「根元はあまり染まらなくてよい」という前提であれば、頭皮に薬剤を付けないように染めることは可能です

パーマに関しては、

・毛先だけワンカールを出したい

・中間から毛先にかけてウェーブを出したい

 というリクエストであれば、もちろん地肌に薬剤を付けずに施術することが可能です

一方で、

・トップ(根元)からふんわりさせていきたい

・ボリュームを出しながらパーマを巻きたい

・前髪の短い部分にパーマをかけたい

 という場合は、どうしても薬剤が頭皮に近づいてしまいます

頭皮に対して多少の刺激は発生してしまいますので、ご理解いただけたらと思います…

いずれにしても、どちらの施術もお客様のご要望に応えて、髪や頭皮への負担やダメージを最小限に抑えながら施術を行なうことは可能です

是非一度、信頼できる美容師さんに相談して「カラーとパーマどちらがダメージが大きいか?」を考えながらヘアプランニングしてみていただけたらとも思います…

カラーだけでのご来店も大歓迎です

是非一度、体感してみてください…

ご来店、お待ちしております…

【KORD_TOKYO】