DIARY

Q_ファッションカラーが染まりにくい髪質というのはありますか?

2020/12/2

Diary Writer:TAGUCHI JUN

A_確かに染まりづらい髪質というのはあります…

「ファッションカラーが染まりにくい髪質というのはありますか?」

とのことですが、今まで多くのGUESTの方々を施術させていただきましたが、

ごく稀にそういった髪質の方に出会うことがあります…

 染まりづらい要因として、遺伝的な要素や、過去の施術履歴によるものが考えられます…

▶︎遺伝的な要素からくる染まりづらさ

遺伝的な要素からくる染まりづらさとして、具

体的に髪の毛が太かったり、強いクセ毛の方は染まりにくいと言われています…

また、キューティクル(髪の毛の表面を覆っている薄い細胞の層)の階層が通常の人よりも多い方も染まりにくい髪質と言えます

髪の表面はキューティクルと呼ばれる

細胞の層が魚のウロコのように重なり合っています

一般的な人のキューティクルは3層〜4層が重なり合っていますが、

多い人になるとキューティクルが8層〜10層近くになる場合もあります…

当然、キューティクルの層が何層にも分厚く重なっている髪は、

・カラーリングの薬剤が浸透しづらい

・普通の人に比べて染まりづらい

・明るめのトーンでも、イメージより暗い仕上がりになってしまう

 といったことが起こり得ます

▶︎過去の施術履歴からくる染まりづらい髪質

 遺伝的な要素以外におしゃれ染めが染まりづらくなる可能性として、

過去の施術履歴が関係してくる場合があります

別のよくあるご質問でも紹介しましたが、カラーをしたことの無い髪(バージンヘアと呼んだりします)に対して、初めてカラーをする場合、明るい色味になりにくいという傾向があります

また、これも別のよくあるご質問で紹介しましたが、過去に白髪染めやヘアマニキュアを使って黒髪にした履歴のある髪は、上から新しい色を重ねても明るい色味を出しづらく、その後のカラーチェンジやカラーリングのコントロールもしづらくなってしまう、といったこともあります…

遺伝的な要素、あるいは過去の施術履歴、いずれの場合でもカラーをしてもらう前に担当のスタイリストorカラーリストに、その旨をしっかりと伝えることがポイントです

KORDでは、カラー前のカウンセリングで施術に必要な情報を引き出し、染まりづらい髪質であることを見極めていきます

さらにKORDではカウンセリングシートにおいて、お客様側からもしっかりと情報を伝えていただけていますが、より理想の髪色に仕上げていく上で

GUESTの方から過去の施術履歴を細かく教えて頂けますと幸いです…

そうすることで、例えば「実際に狙った色味よりもこういった薬剤をMIXして使う」

など、最適な薬剤設定をしてもらえたり、最適なカラーメニューを選んでもらうことができます

カラーだけでのご来店も大歓迎です

是非一度、体感してみてください…

ご来店、お待ちしております…

【KORD_TOKYO】