Q_今、ロングヘアーですが、黒染めをしようとしたら、美容師さんから
「もし長い髪全体に白髪染めをしてして暗くしてしまうと、今後明るくしたい時に色が入りづらいですが大丈夫ですか?」
と聞かれ、怖くなっていったん保留にしてもらっています…
一度、白髪染めで黒くした髪の毛を再び明るくするのは、そんなに難しいのでしょうか?
A_黒染めに限らず、ヘアカラーやヘアマニキュアで暗髪にした場合でも、
白髪染めを混ぜる薬剤でも混ぜない薬剤でも、原則として5〜6トーン(地毛の明るさ暗いの髪色)など、
一度、暗く染めた髪の毛を再び明るい色にする、というのは非常に難しい施術になります…
別のQ&Aでも紹介しましたが、
長いあいだ暗めのトーンで暗染めをされてきた場合や白髪染めは、
次回以降、明るめの色を希望されても1回のカラーリングで上手く染めることができない可能性があります…
実際に、暗めのトーンで長いあいだ白髪染めをしてきた、あるお客様は
半年〜1年ほどの長い時間をかけて(プランニングして)ようやく理想の明るい髪色に近づけていくことができました…
一度、暗く染めた髪の毛を再び明るくする場合はブリーチ剤や、白髪染めで染められている場合は脱染剤(だっせんざい)と呼ばれる特殊な薬剤を使います…
黒く染めた色素や地毛の黒い色素を抜いていく作業が必要となるのです…
そのため、仮に美容院にお願いしたとしても1度で明るい色にすることは難しく、最低2回は施術を行なうことになります…
カラーチェンジは髪への負担も考慮して下さい
また、実際に上記のようなブリーチ剤や脱染剤を用いたメニューを行なう場合も、髪の毛にはかなりのダメージが残るため、髪への負担を考慮する必要があります…
一度、髪色を暗くした後に明るい色へのカラーチェンジを検討する場合は、その辺りを踏まえたうえで、
・なおダメージ覚悟で明るい色を目指すのか
・あるいは少しの時間、暗い髪で我慢するのか
といったことを考える必要があります
一度、白髪染めや黒染めを行った髪の毛は、カットして無くなるまで2年経とうが、3年経とうが、影響は少なからず残ります…
ロングヘアーを黒染めした場合、そのロングヘアーをキープし続ける限り、本当に長いあいだ(2〜3年)は影響が残ります…
その辺りも踏まえて黒染めを検討して頂ければと思います…
カラーだけでのご来店も大歓迎です
是非一度、体感してみてください…
ご来店、お待ちしております…
【KORD_TOKYO】